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本日は麹町1丁目にある太田姫稲荷神社の例祭に参加してきました。

2018.05.14

未指定

例祭は、毎年、5月午の日(干支と同じ順番で毎月12日に一度巡ってきます)に行われ、当院からも近い半蔵門駅1番出口を出て、すぐの場所にあります。

写真の通りの小祀で、その向こう隣にある麹町1丁目の白い神輿蔵の壁には、麹町明光耳鼻咽喉科、国立劇場、その下に当院の看板も設置させて頂いております。

駿河台にある太田姫稲荷神社の分社である麹町太田姫稲荷神社は平成6年5月20日祭祠再開20年を記念して建立されたそうです。

室町時代、太田道灌の愛娘が当時流行した天然痘を患ったが、友人に「どんな重い天然痘でも治るとされる山城国にある一口稲荷神社へ祈願に行きなさい」と言われ、参詣祈願すると、治ったという言い伝えがあります。

長禄元年(1457年)道灌は江戸築城の際、一口稲荷への崇敬、感謝の気持ちから、伏見より勧請、江戸城内にお祀りしたそうです。

その後、徳川家康が江戸へ入府、慶長11年(1606年)、江戸城改築の際、城内にあった神社、仏閣を城外に移す際、太田姫稲荷神社も駿河台の淡路坂(一口坂=いもあらいざか)上に遷座され、その後、変遷を経て、現在の地となったそうです。
当時、天然痘は「いもがさ」とか「へも」とも呼ばれ、一口(いもあらい)とは「天然痘を洗い流して治す」という意味だそうで、一口坂(いもあらい坂)として、九段に一口坂、神田に一口坂、昌平橋(いもあらいばし)があります。

病気平癒、商売繁盛の神として崇敬されており、皆様、半蔵門にお越しの際は是非お立ち寄りください。

 


本日は麹町1丁目にある太田姫稲荷神社の例祭に参加してきました。