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女性の方、必見!あなたの顔をもっと若く美人にするために!~前編
2018.05.26
未指定美人や若く見える人の決め手は顔のどのパーツなのでしょうか?目鼻立ちは顔の印象の決め手となる大切なパーツですが、顔の上半分はメイクでどうにでも印象を変えることができ、現に、ざわちんさんによる‘物まねメイク’なんかも流行っていました。
「マスクをすると美人に見える人」いわゆる「マスク美人」は、マスクで目の下から顔を隠せるため、目元さえ綺麗にメイクできていれば、一見、「美人そう」とか「かわいい感じ」と思われがちですが、マスクを外した途端、「あれ?そうでもなかった」とがっかりされるような反面を持ち合わせています。
つまり、本当に美人なのかどうかは顔の下半分がとても重要なパーツであり、顔の下半分がその人の顔の印象をいかに左右するのかを意味しています。
また、一般的に言われている
・髪の生え際から眉頭の下:眉頭から鼻下:鼻下から顎先までの長さ=1:1:1
・顔の横幅が目の横幅の5倍
とされる美人顔は、彫の深い顔、のっぺりとした顔、長い顔、丸い顔など様々な民族を含めた世界基準の20代前半女性の黄金比率で、平たい顔の日本人には当てはまらないようです。
当てはまらない日本人女性に美人がいないという訳ではなく、逆に黄金比率に合ったからと言って美人とは限りません。
彼女がテレビで活躍する美人芸能人から一般女性を含む2000人の顔の長さを計測したところ、
・眉頭から鼻下までの長さ(A):鼻下から顎先までの長さ(B)=1:0.85~1
・鼻下から口の長さ(C):鼻下から顎先までの長さ(B)=1:2.8~3
という結果となり、この2つを満たす日本女性が美人顔にふさわしい比率だそうです。(図1)
彼女は、上記のB/Aをフェイシャルプロポーション(FP)、C/Bをリッププロポーション(LP)と名付け、FB=0.85~1、LP=2.8~3を美人バランスとし、それぞれの計測結果をグラフにしたところ、美人芸能人の場合、FPは約5割が1、約3割が0.9、LPは約8割が2.8~3に収まったという結果になったそうです。(図2)
つまり、美しく若く見えるためには、顔の下半分の長さがとても重要で、眉頭から鼻下までの長さに対して、鼻下から顎先までの長さは同じかやや短い人、つまり顔の下半分がやや短い人に美人が多いということになり、長い場合、それだけで顔の印象はマイナスになるということです。
図3のイラストで説明すると、AさんはFP=1、LP=3で美人バランス、BさんはFP=1.1、LP=2.5で一般女性のバランスだそうですが、BさんはAさんに比べ、数ミリ顔の下半分が長いだけですが、アンバランスな顔となり、かなり印象が変わります。
もし、FP、LPが美人バランスから外れている方でも、当然、骨格形態は変えられませんが、皮膚を支える筋肉は変えられます。
衰えた唇まわりの筋肉を鍛えることで、LPを変えることができますし、弛んだ頬や顎の筋肉が引き締まるとFPが変化します。
実感として、5、60代向けファッション雑誌の読者モデルは2、30代向けの読者モデルに比べて、顔が大きいことに気づきます。
これは、加齢による顔の筋肉の衰えにより、頬や顎が弛むため、顔の下半分が重力に負けて余計に長くなるからです。
そのため、普段から、意識して、顔の筋機を鍛えておけば、年齢を重ねても、顎まわりがすっきりし、いつまでも若々しく、美人でいられます。
口元が老けている人は、実年齢より10歳老けて見られる上、加齢により
・法令線
・下垂した頬
・シミ
といった要因も加わりますが、これら要因を帳消しにしても、若い時と年を取った時の顔では差が出ます。
その差の要因は、鼻の下の筋肉が伸びてしまうことだそうです。
人は赤ん坊の時、上唇がめくれて、鼻下から上唇にかけての溝(鼻唇溝)が、はっきりと出ていますが、年を取るにつれて唇の筋肉の衰えるため、唇が痩せて、鼻から唇までの距離が長くなり、鼻唇溝も薄くなります。
是枝伸子先生の顔のお話は大変興味深いものでしたが、特に顔の下半分につきましては矯正治療にも関わるところでもありますので、大変、勉強になりました。後編では、本当の美人を目指すために、顔の下半分をリフトアップするためのトレーニング方法のお話をします。